博多へ行って帰ってくる旅
(1日目 : 2007年08月04日)
作成 : 2007/09/23
《1日目の旅程》
| 新横浜 | ||
| 13:10 発 | 新幹線のぞみ29号 700系 8号車/16両 グリーン車指定席 4A |
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| 博多 | 17:57 着 | |
| 18:06 発(2分延発) | 特急ソニック45号 885系 1号車/6両 グリーン車指定席 1A |
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| 小倉 | 18:45 着 | |
| 18:53 発 | 寝台特急富士 オロネ15-3004 2号車/6両 A寝台個室(シングルDX) 11番 |
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| (車中 泊) |
前夜
ホーバークラフトに乗りに、大分へ行こうと思った。
金曜の夜、寝台急行銀河のA寝台で新大阪に向かい、翌朝の新幹線のぞみ501号で博多へ。 博多で特急ゆふいんの森3号に乗り換えて、久大本線経由で大分。 大分からは寝台特急富士のA寝台で帰るが、待ち時間が3時間半あるので、ホーバークラフトで大分空港を往復。 変化をつけるために、片道は空港連絡バスでもいい。
チケットも全部おさえて、準備は万全。 当日は会社の飲み会で調子よく飲みすぎ、気づくと時間に余裕がない。 あわてて帰って、シャワーを浴びて着替えて、タクシーで横浜駅へ。 駅に着いたときは、銀河はもう発車した後だった。
すごすごと家に戻る。 明日、朝一番の飛行機に乗れれば、博多で予定の行程につなげることができる。 飛行機がだめでも、朝一番の新幹線に乗れば、ホーバークラフトは無理でもなんとかなるだろう。 酔いも手伝って、ほどなく就寝。
当日
11時30分起床、すべては終わった。 旅行を中止しようかとも思ったけれど、念のため時刻表を見てみる。 新幹線で博多まで行って、そのままUターンすれば、小倉で富士に乗れる。 いつまで走っているかわからない寝台特急のチケットをキャンセルするのはもったいないので、とりあえず出かけることにする。 新幹線には新横浜から乗るので、チケットをえきねっとで購入しておく。 もし満席で座れなかったりしたら、踏んだり蹴ったりだ。
新横浜の自動券売機で、新幹線のチケットを受け取る。 乗車券は、昨日買っておいた。 久大本線経由別府行きの切符がかなしい。 新幹線のホームで、駅弁「鶏づくし」(\850)を購入。
新幹線のグリーン車に初めて乗る。 小さい頃、新幹線に乗ることは年に1度か2度の一大イベントで、乗ったときは必ず車両のすみからすみまで探検してみた。 その頃のグリーン車はくすんだ黄色のシートで、普通車とはまったく違う雰囲気を漂わせており、通り抜けるだけで緊張した。
ぐだぐだになった旅に、せめてもの彩を添えようと選択したグリーン車。 なぜか席に先客がいる。 「すみません」と声をかけると、頭を下げ下げふたつ前の席(2A)に移動していった。 昨日の夜からバタバタしてきたけど、やっと落ち着く。 シートはしっかりした造りで、リクライニングさせなくても快適。 さすがに普通車の座席とは一味違って、一度乗るとクセになりそう。 新横浜から博多まで4時間47分でグリーン料金は7,440円だから、1時間当たり1,550円ほどの追加投資で贅沢な気分を味わえると考えれば、そんなに高くはない。
新大阪から西の区間は乗ったことがないので楽しみにしていたのだが、トンネルばかりで眺めはよくない。 定刻に博多に到着。 乗り換え時間は9分しかない。

ホームには白いソニックが待っている。
最後尾の1号車は半分がグリーン車になっていて、12席しかない。
自分の席は一番後ろの1番A席で、さらに後ろはガラス張りの運転室になっている。
逆方向ならよかったのに残念。
室内は電車っぽくないというか、ポップな会議室っぽいというか。
床はフローリングだし、シートはレザー張りだし。
さっきまで乗っていた新幹線と比較してしまうと、背中のクッションが薄い感じ。
大分まで乗っても2時間程度なので、これぐらいのほうが疲れにくいのかも。
発車すると、ほどなく紙おしぼりとドリンク(缶ジュース)のサービスがある。 無難に緑茶を選択してしまったけれど、名物っぽいかぼすジュースにすればよかったかも。 その後検札があり、持っている乗車券を見せて、とりあえず小倉までの乗車券をお願いする。 持っていたのが別府までの乗車券なので、一瞬「?」の間があいたけれど、経由の久大本線を見て納得された模様。
小倉での乗り換え時間は8分。 さすがにここで降りるような酔狂な人はいない。 ひとりしか。 ソニックは小倉から進行方向が変わり、1番A席はパノラマビューシートになるはずなので、惜しいことをした。 悔しがっていてもしかたないので、ホームで駅弁を売っていないか探すが見当たらない。 富士に乗ってしまうと食料を確保できない可能性があるので、夜食代わりになりそうな程度のおつまみとビールを売店で買っておく。
個室に荷物を置いてひと息ついていると、いきなりドアが開く。 検札に来た車掌さんだった。 小倉までの車内補充券を見せて、東京までの乗車券をお願いする。 「これでよく売りましたねえ」などとよく意味のわからないことを言いつつ、切符を作るために一度去っていった。 「下関で乗務員が変わるので、間に合わなければ西日本の人に任せるから」と言われた乗車券は、門司停車中に無事届けられた。

小倉の売店でおつまみを買っておいたものの、それですませてしまうのはちょっと切ない。
下関では機関車交換のため5分停車すること、10号車付近の売店でお弁当の販売があること、時間になるとベルが鳴らずドアが閉まることを告げる放送が流れる。
乗っているのは2号車なのでかなり離れているが、ここで充分な食料を手に入れられるかどうかで精神状態がかなり違ってくる。
下関到着前から徐々に前方への移動を開始、5号車からホームに降りて早足で売店に向かい、1個だけ残っていたお弁当「早鞆の四季」(\1,100)を買うことができた。
お弁当を持ったまま置き去りにされると困るので、適当な車両から乗り込み、B寝台車の通路を歩く。 ほとんどの寝台が埋まっている模様。 開放B寝台は、ひとり旅では敬遠してしまう。 見ず知らずの人と顔を突き合わせるには、いささか窮屈そう。


今回も、座席は進行方向前向きで運がよい。
毎回恒例の儀式で、室内灯を消して通過するホームの灯りを頼りに乾杯。
早々に就寝する。
《1日目の清算》
| JR 乗車券(横浜~別府) | \15,020 |
| JR 新幹線特急券(新横浜~博多) | \7,770 |
| JR 新幹線グリーン券(新横浜~博多) | \7,440 |
| JR 乗車券(博多~東京) | \13,590 |
| JR 特急券(博多~小倉) | \500 |
| JR グリーン券(博多~小倉) | \1,000 |
| JR 特急券(大分~東京) | \3,150 |
| JR A寝台個室(大分~東京) | \13,350 |